ヤッパとソフトバンク・ペイメントが提携、電子書籍の決済がスマホからも容易に
2011.04.13
Updated by Naohisa Iwamoto on April 13, 2011, 19:06 pm JST
2011.04.13
Updated by Naohisa Iwamoto on April 13, 2011, 19:06 pm JST
ヤッパとソフトバンク・ペイメント・サービス(以下SBPS)は2011年4月13日、両社のシステム連携について合意し、電子書籍専用の決済システムを提供すると発表した。ヤッパのソリューションを利用する電子書籍配信の事業者は、SBPSの豊富な決済手段をまとめて使えるようになる。
具体的には、ヤッパの電子書籍ソリューション「Spin Media」と、SBPSが提供する決済のASPサービスである「オンライン決済ASP」を連携させる。オンライン決済ASPでは、「クレジットカード」「携帯キャリア決済(ドコモ、au、ソフトバンクモバイル対応)」「プリペイドカード」「電子マネー(Cyber Edy、Mobile Edy、モバイルSuica)」といった豊富な決済手段を提供。さらに、決済にかかわる手続きや金融機関との契約などもサポートする。ヤッパを利用する電子書籍配信事業者は、こうした多くの決済手段やサービスをまとめて使うことでコスト削減や業務効率化につながるという。
SBPSが提供するオンライン決済の画面は、パソコンや一般の携帯電話はもとより、iPhoneやAndroid端末などのスマートフォン、iPadなどのタブレット端末にも最適化して表示できる。今後増加が期待されるスマートフォンやタブレット端末での電子書籍の購読にあらかじめ対応することが可能になる。
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