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東芝、Android 3.0搭載の「レグザタブレット AT300」を6月下旬発売

2011.04.20

Updated by Naohisa Iwamoto on April 20, 2011, 20:08 pm JST

REGZA Tablet AT300
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東芝は2011年4月20日、Android 3.0を搭載したタブレット端末「レグザタブレット AT300」(以下AT300)を6月下旬に発売すると発表した。AT300は、プロセッサにNVIDIAのTegra 2を採用し、10.1型LED液晶ディスプレイを備える。

AT300は、同社の液晶テレビ「レグザ」の映像技術を活用している。その1つが低解像度の映像を高精細に表示する「レゾリューションプラス」、もう1つが輝度や画面の色を環境に合わせて自動的に調整する「アダプティブ ディスプレイ」である。さらに、スピーカーの音質を向上するソフトウエアも搭載し、電子書籍などを自然に読み上げることが可能という。

同社のテレビやブルーレイレコーダーとの連携もAT300の特徴の1つ。標準で備えるアプリ「レグザAppsコネクト」を使うと、AT300のタッチディスプレイで直感的にテレビやレコーダーを操作できるリモコンとして使える。またHDMI端子を備え、テレビとHDMIケーブルで接続することでインターネット動画や書籍コンテンツを大画面のテレビに映し出して楽しむことも可能だ。

ディスプレイは10.1型ワイドWXGA(1280×800ドット)液晶。本体前面に約200万画素、背面に約500万画素のカメラを備える。通信機能は無線LAN(IEEE802.11b/g/n)。サイズは幅177×奥行き273×高さ15.8mm、重さは765g。連続動作再生時間は最大約7時間という。

【報道発表資料】
「レグザタブレット AT300」の発売について

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岩元 直久(いわもと・なおひさ)

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。