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UQコミュニケーションズ、1万5000局達成で全国の71%カバーへ

2011.05.31

Updated by Naohisa Iwamoto on May 31, 2011, 18:32 pm JST

サービスエリア | UQ WiMAX
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UQコミュニケーションズは2011年5月31日、同社のWiMAXサービスの屋外基地局が1万5000局に達したことを発表した。最初の基地局は2008年8月29日に竣工。1万局は2010年8月に達成しており、その後1万5000局までは9カ月で増加した。

UQコミュニケーションがこれまでに掲げていた基地局の設置目標は、2011年3月末までに1万5000局。2カ月遅れたものの1万5000局を達成したことになる。これに伴い、5月31日時点でWiMAXサービスを利用できる市区町村は575に達した。人口カバー率は全国で71%、東名阪主要都市での人口カバー率は99%に達したという。2010年8月の1万局達成時には、全国474市区町村でサービスを提供し、人口カバー率は全国政令指定都市で90%以上という表現をしていた。今回と直接の比較はできないまでも、エリアの拡大が進んでいることが見て取れる。

今後は、2012年3月末までに2万局を目標に屋外基地局を設置する。また、首都圏および中部・関西圏の鉄道路線を重点的にエリア整備するとしている。

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岩元 直久(いわもと・なおひさ)

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。