NTTドコモは2011年6月6日、関東および甲信越地域で契約したユーザーの一部につながりにくい状況が発生しているとアナウンスした。6月6日8時27分ごろに発生し、17時10分時点では回復傾向に向かっているものの復旧作業中という。
影響を受けているのは、関東と甲信越地域で、FOMA、Xi、movaおよび衛星携帯電話を契約した利用者の一部。元々これらの地域でNTTドコモと契約し、その後MNPで他事業者に転出した利用者も含むとしている。FOMAなどの音声通話とiモードを含むパケット通信が利用しにくい状況になっているという。
利用しにくい状況になった原因として、NTTドコモの通信設備の故障による輻輳(ふくそう)を挙げている。ただし、故障の原因は調査中とのこと。
※6/7 13:00追記
NTTドコモは、事態発生から13時間ぶりとなる6月6日21時36分に利用しにくい状況から復旧したと、同日23時50分に発表した。
【発表資料】
・関東及び甲信越地域でFOMA、Xi、mova及び衛星携帯電話をご契約された一部のお客様がご利用しづらい状況について
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