Updated by 岩元 直久 on June 7, 2011, 18:55 pm JST
岩元 直久 Naohisa Iwamoto
日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。
富士ゼロックスは2011年6月7日、Android端末内のコンテンツをセブン-イレブンでプリントできるサービスを開始したと発表した。インターネット経由で登録したファイルを全国のセブン-イレブンのマルチコピー機でプリントできるサービス「ネットプリント」に対応したAndroid端末向けのアプリを提供して実現した。
ネットプリント専用アプリケーションはAndroidマーケットで同日からダウンロードが可能。Dropbox、Evernote、Handbookなどのアプリケーションから、ファイルをネットプリントに登録することでファイルの印刷が可能になる。また、スマートフォンに格納されたPDF形式、DocuWorks形式の文書もネットプリントに登録することで印刷できる。スマートフォンで検索したWebページは、そのURLをネットプリントに登録することで当該ページを印刷できる。スマートフォンで撮影した写真は、自動的にLサイズに調整してプリントする。
ネットプリントにデータを登録したら、発行される「予約番号」をセブン-イレブンのマルチコピー機に入力することで目的の書類や写真のプリントを受け取れる。印刷するには所定の料金がかかる。
これまで富士ゼロックスでは、iPhone/iPad版、Windows phone版の専用アプリケーションを提供していたが、Android端末の急速な普及をにらんでAndroid版も提供することにしたという。