WirelessWire News The Technology and Ecosystem of the IoT.

by Category

「iPadはもっとも効率的な設計のタブレット」 - アイサプライが各社製品を分解・比較

2011.08.03

Updated by WirelessWire News編集部 on August 3, 2011, 11:27 am UTC

米調査会社アイサプライ(iSuppli)は米国時間1日、主要メーカーから出されている8機種のタブレット端末について、同社が独自に行った調査の結果を発表した。同社では、ハードウェアの設計とソフトウェア(OS)の開発をいずれも自社で行うアップルの製品が「もっとも効率的な設計」と結論づけている。

この調査の対象となったのは、アップル(Apple)の「iPad」(Wi-Fi版、3G版)「iPad 2」(3G版)、サムスン(Samsung)の「Galaxy Tab」(7インチ版)、モトローラ(Motorola)の「Xoom」、アスーステック(Asustech)の「Eee Pad」、RIMの「Blackberry Playbook」、HPの「TouchPad」(いずれも16GB版)で、同社ではこれらの製品を分解し、使われている部品の原価(Bill of Materials:BOM)の推定金額を算出したほか、その金額と性能に関する比較も行ったという。

各製品のBOMについては、7インチ液晶画面を採用するGalaxy Tabが262ドル(小売価格は499ドル)、BlackBerry Playbookが271ドル(当初の小売価格749ドル)、9.7インチの液晶画面を採用したオリジナルiPadは268ドル、iPad 2は310ドル(小売価格はいずれも499ドル)などなっている。

アイサプリによれば、iPad 2に搭載されたメモリーは、競合各社の製品に比べて半分の512MBしかないものの、それでも他社製品と同等もしくはそれを上回る性能を発揮したという。メモリー搭載量を半分に抑えたことから節減できたコストは14ドルのBOM引き下げにつながっているほか、省スペース(内部空間の効率的な利用)によって可能になった大容量バッテリーの搭載など、本体や部品の設計からOSの開発・最適化まで自社で行えるアップルの相対的なアドバンテージは非常に大きいと同社は指摘している。

また、今回の調査では多くの最新タブレットがデュアルコアプロセッサを搭載していることが改めて確認できたが、アイサプライでは来年には4コアプロセッサを搭載した端末が登場してくると予想している。

【参照情報】
iSuppli: iPad competitors no match in design efficiency - Electronista
The Ipad is a most efficient tablet - Inquirer
Comparative Tablet Teardowns Reveal iPad Design Advantages - IHS iSupply

WirelessWire Weekly

おすすめ記事と編集部のお知らせをお送りします。(毎週月曜日配信)

登録はこちら

RELATED TAG