15歳〜69歳のインターネットユーザーでのスマートフォンの個人所有率は、全体で18.9%だった。これはビデオリサーチインタラクティブが全国の15歳〜69歳を対象にしたウェブ調査の結果。
スマートフォンの個人所有率は、性別では、男性23.4%に対し女性14.6%と、男女間では所有率に9ポイントほどの差があった(図1)。年齢別にみると、男女とも20代で高い傾向にあり、特に男性20代のスマートフォン所有率は36.2%と高かった。一方、携帯電話/PHSの個人所有率は、全体で73.7%。性別では、男性70.6%、女性76.6%と、男性の方が携帯電話/PHSからスマートフォンへの乗り換えが進行している傾向がうかがえる(図2)。
▼図1:スマートフォン個人所有率(男女別、年齢別)
▼図2:携帯電話/PHS個人所有率(男女別、年齢別)
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スマートフォンと携帯電話/PHSのいわゆる"2台持ち"率は全体の6.2%。スマートフォン所有率の高い男性20代で13.0%と、各層中最も高くなっている。(図3)。
▼図3:スマートフォンと携帯電話/PHSの"2台持ち"所有率(男女別、年齢別)
それ以外のポータブルな情報端末に関する個人所有率は、タブレット端末が4.5%、電子ブックリーダーが0.7%、デジタルオーディオプレーヤーが25.6%、携帯型ゲーム機が30.5%だった。いずれも女性よりも男性の方が高い。
端末の所有組み合わせを見てみると、タブレット端末所有者の他端末所有割合が全般的に高くなっている。スマートフォン所有者も同様に全般的に高く、例えばタブレット端末所有率は14.2%となっている。
▼図4:スマートフォン、携帯電話/PHS、タブレット端末各所有者別のポータブル端末所有率
(表側に該当する所有者が表頭に該当する機器を所有している割合を示している)
日本全国の15〜69歳のPCインターネットユーザー 27,384サンプルが調査対象。2011年8月26日(金)〜8月30日(火)にウェブで調査した結果。
【情報ソース】
2011年9月22日のビデオリサーチインタラクティブのリリース。
・インターネットユーザーのスマートフォン所有率は、全体で18.9%。男性20代では3人に1人が所有。
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