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2012年のスマートフォンとタブレットを振り返る

2013.01.16

Updated by on January 16, 2013, 18:00 pm UTC

家電量販店の実売データを集計した「BCNランキング」によると、2012年のデジタル関連のヒット商品で注目を集めたスマートフォンのメーカー別シェアのトップはアップルで32.0%を占めた(図1)。

これは1年間の販売累計シェアで、2位はシャープの13.7%、3位はソニーモバイルコミュニケーションズの12.3%、4位は富士通の11.3%、5位はSAMSUNGの9.4%などとなった。トップのアップルと5位までの2番手グループで全体の8割弱を占めている(図1)。

▼図1:スマートフォン販売台数シェア(2012年、メーカー別)
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アップルは3月にRetinaディスプレイを搭載した「新しいiPad(第3世代iPad)」を発売。9月には、デザインを一新し、高速通信規格「LTE」に対応した「iPhone 5」と、2年ぶりのフルモデルチェンジとなる新しい「iPod touch」「iPod nano」を発売した。さらに10月には、7.9インチの小型タブレット「iPad mini」を発売した。

スマートフォン分野ではiPhoneだけではなく、複数のメーカーが手がけるAndroidスマートフォンも売れた。年初から夏までは、ドコモの「ARROWS X LTE F-05D」や「Xperia acro HD SO-03D」、auの「Xperia acro HD IS12S」、夏から秋にかけては「GALAXY S III SC-06D」がヒット。最近は、「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」や「Xperia AX SO-01E」などが人気を集めているとのことだ。

スマートフォンOS別シェアは、10月、11月は、iPhoneの「iOS」が「Android」を上回ったが、12月は逆転。1年間の累計では、「Android」が67.7%、「iOS」が32.0%とAndroidが倍のシェアとなっている(図2)。ただ、iPhone自体の人気に揺るぎはなく、最新モデルの「iPhone 5」も、2012年秋〜冬に発売された端末のなかではケタ違いの売れ行きとなっている。

▼図2:スマートフォン販売台数シェア(2012年、OS別)
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2012年後半は、対応する電子書籍ストアのサービス開始とともに発売された「Kindle」や「kobo」などの電子書籍専用端末や、持ち運びに便利で電子書籍の閲覧にも適した7インチ台のタブレット端末にも注目が集まった。タブレット端末のサイズ帯別販売台数構成比を集計すると、10月以降、これまで多数派を占めていた「8インチ以上」の構成比が縮小し、代わりに「5インチ以上8インチ未満」が急拡大している(図3)。

これは「Google初のタブレット」という位置づけのASUS「Nexus 7」とアップル「iPad mini」が売れているためだ。ただし、他の7インチタブレットの売れ行きは鈍く、7〜7.9インチというサイズが広く受け入れられたと判断するのは早計だろうとBCNでは分析している。

▼図3:タブレット端末販売台数シェア(2012年、画面サイズ帯別)
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本調査について

「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースで、日本の店頭市場の約4割をカバーしているとのこと。

【情報ソース】
2013年1月8日のBCNランキングのニュース。
2012年の携帯電話・PCの動向を振り返る──タブレットがデスクトップPCを超える

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