グーグルが「Nexus」ブランドのタブレット端末を開発しているという話が以前から一部のブログなどで報じられているが、米国時間16日にはこの製品が149〜199ドルの価格設定で今年中にも発売されるとの可能性が浮上している。

Android and Meブログが伝えたところによると、このタブレットはアスース（Asus）製で液晶画面のサイズは7インチ、プロセッサにはテキサス・インスツルメンツ（Texas Instruments）製のデュアルコア「OMAP 4」が採用される可能性がいまのところは高いという。

アスースは1月のCESにASUS MeMo 370T」というエヌヴィディア（Nvidia）製クァドコア「Tegra 3」チップ搭載のタブレットを出展していたが、グーグルでは200ドル以下の低価格端末開発をねらって、性能を抑えたものにするとの見方も示されている。

グーグルは、スマートフォンについてはすでに、自社ブランド「Nexus」を関した端末を投入している。ただし、サムスン製「Galaxy Nexus」の例のように、これらは最新の機能などを示すためのリファレンスの意味合いも強いもの。それに対し、アマゾン（Amazon）「Kindle Fire」などのメディアタブレットと競合しそうなこの価格帯の製品が、どういう位置付けになるのかなどが注目される。

【参照情報】
・Rumor: Nexus tablet is a "done deal", to retail for as low as $149 - Android and Me
・Google Nexus tablet a 'done deal,' claims report - CNET
・Report: Google Nexus Tablet "a done deal" - GigaOM

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