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ベリフォーン、スクウェアに反撃 - 新モバイル決済プラットフォーム「Sail」発表

2012.05.08

Updated by WirelessWire News編集部 on May 8, 2012, 09:50 am UTC

POS端末最大手の米ベリフォーン(VeriFone)が米国時間8日、同社の新たなモバイル決済プラットフォーム「Sail」を発表した。

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[Fast Company]

Sailは、スマートフォンなどに取り付け可能な小型の決済端末を利用するシステムで、すでに同様のシステムで先行するスクウェア(Square)を追うことになる。

Sailの小型端末は、iPhoneやiPadのほか従来のレジにも取り付けでき、クレジットカード読み取り端末として利用できる。端末は無料で提供され、対応するアプリは商品管理や購買分析にも利用可能。また、APIも提供されることから、サードパーティ製のアプリやマーケティングツール、ソーシャルメディアとの連携も期待できる。さらに、終端間暗号化やリアルタイム不正使用検知システムなどセキュリティ面も充実している。

利用料金プランは2種類が用意され、1つは各取引につき2.7%の一律手数料で利用するもの、そしてもう1つは9.95ドルの月額料金と各取引につき1.95%の手数料で利用するものとなっているというs。現在一律2.75%の手数料で提供されているスクウェアのシステムに比べて柔軟性があり、特に毎月1000ドル以上決済する場合には、2つめのプランを利用するメリットが大きくなる。

スクウェアの年間取扱高はすでに40億ドル規模に達しているが、世界中での事業を展開し年間取扱高が100億ドルにもなるベリフォーンから新たなシステムが登場したことで、スモールビジネス向けのモバイル決済はさらに普及が進みそうだ。ベリフォーンは、いまのところ米国だけで展開するスクウェアとは違い、世界中でサービスを提供することを目指しているという。

【参照情報】
VeriFone Makes Most Decisive Move Yet To Change How You Pay For Stuff - Fast Company
VeriFone targets Square with new Sail payment platform - GigaOM
年間取扱高すでに40億ドル - スクウェアがPOS端末に替わるiPadアプリ
「Square」の商用サービス開始は、紙幣の「終わりの始まり」か
めざすはモバイル決済の「iTunes」 - 米スクウェアが新サービス発表 [編集担当メモ]

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