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KDDI、長期の海外渡航で使わない期間も携帯番号とメアドを保管可能に

2012.10.12

Updated by Naohisa Iwamoto on October 12, 2012, 17:55 pm JST

KDDIは2012年10月12日、au携帯電話向けに「一時休止(情報保管)」サービスを提供すると発表した。通話・通信を停止しながら、電話番号とEメールアドレス(@ezweb.ne.jp)を最長5年間保管できるようになる。

「一時休止(情報保管)」は、長期間にわたり海外渡航するユーザーの利便性を向上させることを目的とする。渡航期間中は国内における携帯電話の通話・通信を停止しておき、帰国後には保管しておいた電話番号とメールアドレスの利用をスムーズに再開できる。サービスは2012年11月13日から提供を始める。料金は、情報保管料として月額390円が必要で、ユニバーサルサービス料も別途かかる。また、申し込み時には2100円の事務手数料が必要となる。

5年の情報保管期間を経過した後は、契約が自動的に解約される。一時休止の申し込みに際して、「年割」「スマイルハート割引」「誰でも割」「誰でも割シングル」の解除料は原則として請求しない。なお、ビジネスメールアドレス (@◇◇◇.biz.ezweb.ne.jp)は保管の対象外となる。

【報道発表資料】
au携帯電話向け「一時休止 (情報保管)」サービスの提供について

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岩元 直久(いわもと・なおひさ)

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。