電気通信事業者協会（TCA）は2012年10月5日、2012年9月の携帯電話・PHSなどの契約数を発表した。数値を公表している事業者で純増数がもっとも多かったのはソフトバンクモバイル、次いでKDDIとiPhone 5を扱う2社がそれぞれ数字を伸ばした。

携帯電話の総契約数は1億2735万8200件で、前月比0.6％の増加だった。月間の純増数は、ソフトバンクモバイルが32万200件、KDDIが22万4900件、NTTドコモが15万8600件となり、ソフトバンクモバイルが純増トップに返り咲いた。NTTドコモのLTEサービスであるXiは、619万8100件と600万件を超えた。Xiの9月の月間の純増数は78万6700件。KDDI、ソフトバンクモバイルのLTE契約数については公表されていない。

ブロードバンドワイヤレスアクセス（BWA）は、総契約数が400万2900件（前月比7.8％増）と400万件を超えた。UQコミュニケーションズは、17万800件の純増で累計契約数は362万4100件。ソフトバンクグループのWireless City Planning（WCP）は先月をさらに上回る過去最高の月間純増数である11万7400件を記録し、累計契約数は37万8800件。PHSは総契約数が481万3700件、ウィルコムの月間純増数は4万3500件だった。

【報道発表資料】
・事業者別契約数（2012年09月末現在）