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KDDI、4G LTEスマートフォンで「au Wi-Fi SPOT」への切り替えを高速化

KDDI、4G LTEスマートフォンで「au Wi-Fi SPOT」への切り替えを高速化

Updated by 岩元 直久 on November 2, 2012, 17:48 pm JST

岩元 直久 Naohisa Iwamoto

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。

KDDIは2012年11月2日、「au Wi-Fi SPOT」を快適に利用できるようにするための品質向上施策を実施すると発表した。同日に発売した「4G LTE」対応のAndroid搭載スマートフォンで、短時間でau Wi-Fi SPOTに切り替えが可能な認証方式を採用するなどで実現した。

4G LTEに対応したAndroid搭載スマートフォンでは、Wi-Fi接続時の認証にEAP(Extensible Authentication Protocol)認証を導入。これによりau Wi-Fi SPOTのエリアに移動した場合に、LTEまたは3GのネットワークからWi-Fiへの切り替え時間を大幅に短縮したという。これまではディスプレイ上の「Wi-Fiマーク」が点灯してからログインの処理に時間を要していたが、4G LTE対応AndroidスマートフォンではWi-Fiマークが点灯すると同時に通信が可能になる。EAPは認証プロトコルの一種で、LANなどの認証規格である802.1Xでも利用されている。

また、「au Wi-Fi接続ツール」やアクセスポイントのチューニングも実施している。これにより、歩行中などで複数のWi-Fi電波を受信してしまって通信ができなくなるようなケースで、症状が緩和できるようになったという。

【参考資料】
au Wi-Fi の品質向上の取り組み

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