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KDDI ∞ Labo卒業生が成果を形にできる理由

2013.02.18

Updated by WirelessWire News編集部 on February 18, 2013, 15:00 pm JST

2011年からはじまり、第4期を迎えたKDDIのインキュベーションプログラム KDDI ∞ Labo(以下ムゲンラボ)。これまでに参加した14チームはすべて、プログラムの成果として、期間内にサービスやアプリをリリースし、auスマートパス・au Marketに掲載している。アイデアやコンセプトは素晴らしくても、具体的な成果を出せないまま終わってしまうスタートアップも多い中、なぜムゲンラボの卒業生は成果を形にできるのか、KDDI ∞ Labo ラボ長の増田和彦氏に話を聞いた。なお、インタビューの全文は、KDDIのオンラインマガジン"TIME&SPACE ONLINE" 上の、 "なぜKDDI ∞ Laboの卒業生は成功できるのか ~「このチームと仕事がしたい」思いが支援につながる" に掲載されている。

▼KDDI株式会社 新規事業統括本部 KDDI ∞ Labo ラボ長 増田和彦氏
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"相思相愛"のメンタリングが可能になる選考プロセス

「私たちはわかりやすいひとつのゴールとして、『スマートパスに掲載することでサービス・プロダクトを形にする』ということを設定していますが、プログラム参加チームにとってはマイルストーンの一つにしかすぎません」こう前置きしながら増田氏は、「すべてのチームがきちんと成果を発表できるのは、公募でしっかりとした審査の上で選ばれたチームであるということが大きいと思います」と語る。

毎回約100件の応募の中から、25~26チームとは直接面談して、何を目指しているのかを直接聞くという。さまざまな観点からチェックが行われるが、重視されるのがメンターの意見だ。「メンタリングをするわけですから、相思相愛でなくては気持ちが入らないと思うのです」(増田氏)書類選考の段階からメンターの意見は最大限考慮される。このことが、参加チームからの「メンターの方が自分たちの作りたいサービスについてとても理解があった」という声につながっているのだろう(参加チーム代表者インタビューはこちら)。

メンターはKDDI社内で公募しており、応募する社員は回を重ねるにつれて増えているという。ムゲンラボのメンターを経験した社員のベンチャーのスピード感や柔軟性を感じさせる言動に刺激される社員が多いのではないか、というのが増田氏の推測だ。

増田氏自身のムゲンラボのチームに対するスタンスは、「彼らがベンチャーの視点で行う提案を形に仕上げるプロセスをKDDIという会社としてお手伝いする」というもの。「私自身も技術は好きですから、提案を見て、これをどうやって実装するのかなあとわくわくしたり、そういうプロセスにかかわることを楽しんでいます。」(増田氏)

半年で変わる提案の傾向

以前はプロダクト企画本部長として、端末の開発を統括していた増田氏だが、「サービスとハードウェアの開発は全く違う」という。「端末というのは基本的に各メーカーさんが作るものですから、ある一定の線まではメーカーさんの"ものづくり"の領域で、ほとんどがそこで決まってきます。そしてそこから先をキャリアとしてどう差別化するか、というアプローチになります。でも今たずさわっているサービス開発にはそういう制約はありませんから、最初から自由な発想で始めて、作り上げていける。そこが大きな違いです」(増田氏)

応募チームによる提案内容の傾向は、約半年で大きく変わる。第2期と第3期を比較すると、第2期はソーシャル系のものが多かったが、第3期はtixeeやmana.boのような、具体的なビジネスのプラットフォームに寄った提案が一定の割合を占めていた。「今、世の中のベンチャーが注目している分野が何なのか、もしかすると前回と似ているのかもしれないけど、全く変わっているのかもしれません」そこに興味があると増田氏は言う。

HTML5枠を新設したのは、「今年は、HTML5のさまざまなサービスやアプリを構築するための方向性が確立されそうな動きもある」ことが理由だ。レガシーな携帯電話からオープンな環境への変化の延長にある技術で、最先端で取り組む人たちからの提案を期待する。

第4期にはどのようなトレンドがあるのか、また新設したHTML枠にはどのような応募があり、どのようなチームが選ばれるのか、引き続き注目したい。

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kddi-mugen-labo-banner.pngチーム選考プロセスの詳細や、増田氏が自身のサービス開発に対する思いを語った、インタビュー全文はこちらからお読みください。

【関連リンク】
KDDI ∞ Labo Square
KDDI ∞ Labo プログラムエントリー(第4期募集要項)

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