LINEのNHN Japan、「LINE」と「Hangame」に会社分割を検討
2013.02.06
Updated by Naohisa Iwamoto on February 6, 2013, 20:31 pm JST
2013.02.06
Updated by Naohisa Iwamoto on February 6, 2013, 20:31 pm JST
NHN Japanは2013年2月6日、同社の会社分割と社名変更を検討していることを発表した。ゲーム事業とWebサービス事業で会社を分割し、ゲーム事業は「Hangame」、Webサービス事業は「LINE」(いずれも仮称)が担当する。
現NHN Japanは、2012年1月にNHN Japanとネイバージャパン、ライブドアが経営統合して以降、急速に事業規模を拡大してきた。世界規模でパソコンやフィーチャーフォンからスマートフォンへとデバイスのシフトが進む中、事業環境の変化にスピーディーに対応するために、今回の会社分割を検討しているという。
Webサービス事業は、会社分割後のNHN Japanが継承し、その後に「LINE株式会社」に商号変更する計画だ。「LINE」「NAVER」「livedoor」のWebサービス事業を継承し、「LINE」を基軸事業として国内外でサービスやプラットフォームの展開を加速化する。ゲーム事業は、会社分割によって新しく設立する「Hangame株式会社」が継承する。スマートフォンに対しては「LINE GAME」向けのアプリを制作・運営する。一方、パソコン向けにはオンラインゲーム事業を一層強化して、シェア拡大を目指す。また、海外事業の強化に向けて、LINEの子会社として韓国NHNと合弁で「LINE PLUS」を設立することも明らかにした。
会社分割後のLINE、Hangame両社の代表は、NHN Japan代表取締役社長の森川亮氏が引き続き務めるという。
【報道発表資料】
・会社分割計画に関するお知らせ
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