東京メトロ、駅の無線LANで駅の情報などを提供する「MANTA」の試行開始
2013.02.13
Updated by Naohisa Iwamoto on February 13, 2013, 18:09 pm JST
2013.02.13
Updated by Naohisa Iwamoto on February 13, 2013, 18:09 pm JST
東京メトロとエヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム(NTTBP)は2013年2月12日、東京メトロの駅構内無線LANを活用した情報サービス「MANTA」を全駅で試験的に提供すると発表した。試行期間は2013年2月14日~7月31日。
MANTAは、Metro Amusement Network Trinity Appの略。専用アプリをインストールしたスマートフォンを持つユーザーに対して、駅構内無線LANを使って現在いる駅の時刻表や構内図といった情報が自動的に配信される。利用者は検索などの手順を経ず、手軽に駅の情報をスマートフォンで入手できるようになる。また駅構内無線LANのサービスエリア内では、当日のニュース動画やトレンド情報などの配信も受けられる。また、専用アプリ利用者は、フリーインターネットサービスとして、無料でインターネット接続のサービスを提供する。1回15分以内の通信を1日に5回まで利用できる。今後は、沿線と連携したお得情報やお出かけ情報の提供も手がける。サービス名称にある「Trinity」は三位一体の意味で、東京メトロと利用者、沿線地域の三者の発展を目指す。
専用アプリの「MANTA」の対応機種は、Android端末(Android 2.3以上、3.xは除く)とiPhone(iOS5.1以上搭載)。公開はAndroidアプリが2月14日で、iPhoneアプリは近日公開予定という。2月14日時点では、銀座線全19 駅、北千住駅(千代田線)、秋葉原駅、銀座一丁目駅、大手町駅、有楽町駅、日比谷駅、六本木駅、新宿三丁目駅、新宿駅、高田馬場駅、池袋駅、小竹向原駅。サービス期間中に順次拡大し、全駅での試行サービス提供を予定している。
【報道発表資料】
・駅構内無線LANを活用した情報配信サービス「MANTA」をパイロット実施します!
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