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NEC、KDDIに運用業務支援システムを提供、子会社の米ネットクラッカー製

2013.03.12

Updated by Naohisa Iwamoto on March 12, 2013, 19:27 pm UTC

NECは2013年3月12日、KDDIから運用業務支援システムを受注したと発表した。NECの子会社である米ネットクラッカーのソリューションを活用したもので、通信設備の最適化などを可能にする。

KDDIに提供するのは、ネットクラッカーの通信運用システム「TOMS」(Telecom Operations and Management Solution)の一部の機能。具体的には、「Resource Inventory 」(設備管理)、「Design & Planning」(設計機能)、「Discovery & Reconciliation」(データ検出/同期)の機能を提供する。これらを組み合わせることで、局舎、フロアー、ラック、ネットワーク装置、ケーブル、電源などの"物理設備"と、波長管理、ユーザ回線等の"論理設備"の間で連携を深め、通信設備の最適化と、設計・建設・管理業務の効率化に貢献するとしている。現状では、ネットワーク機器などの通信設備の統合管理と、通信設備の設計や建設業務の自動化は、それぞれ個別に管理されていた。

NECは、今回KDDIにソリューションを提供するネットクラッカーや、米コンバージスの事業支援システム(BSS)事業を買収するなどして、通信事業者向け運用管理システムを提供できる体制を整えてきた。すでに2009年12月にはネットクラッカーの運用支援システム(OSS)をNTTドコモから受注するなど、国内でも実績がある。

【報道発表資料】
NEC、KDDIから通信設備の最適化と、設計・建設・管理を効率化する運用業務支援システムを受注

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岩元 直久(いわもと・なおひさ)

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。