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電車が火を噴くから武装警官登場でござる

2013.04.29

Updated by Mayumi Tanimoto on April 29, 2013, 06:25 am JST

やっと春っぽくなって来たロンドンでございますが、温度があがるとある「事象」が発生いたします。

「事象」とは機械がぶっ壊れることです。

これは、単に機械の温度が上がってあれなのか、操作する人が気分ウキウキヲッチングになるからなのか、原因はわかりませんが、とにかくぶっ壊れるのでございます。

さて、今週ワタクシは毎年恒例のInfosec Europeなど、「Raspberry Pi ( ´Д`)ハアハアハア」なポニーテールの大きなお友達が集うイベントなどにいこうと思ったのですが、やってくれましたね。またですよ。

電車が火を噴きました

ええ、燃えたんですよ。ファイヤーですよ。ファイヤー。「トレインイズバーニング」と駅で言ってんです。ディープ•パープルとかイングウェイも真っ青ですね。

この時期イギリスの電車は良く燃えるんざます。理由?わかりません。しかし、あったかくなりますとね、理由はわからないんですが、通信インフラも異様に不安定になるんです。だから、まあ、多分、何か理由があるんでしょう。

電車が燃えるとどうなるか。まず、電車が全部止まります。止まるのはいいです。止めないと死にます。

その次にですね、何が起こるかというと、駅の人が懇切丁寧に説明するわけではありません。

駅がこん棒とかスタンガンを持った武装警官で山盛りになります。

いつもは「ヘルプ!ヘルプ!ヘルプ!」といっても「ゆーのイングリッシュは意味不明。師ね」と言われてこないんですよ。この人達。しかし、電車が燃えたりすると飛んできます。速効で現れます。こん棒とスタンガンを持った「ボブ•サップ+コナンザグレート+グレート義太夫÷千代の富士=大仁田」みたいなのが山の様に来ます。そして、駅で職質してます。職質はここではもう三度の飯の様な光景です。アキバの皆さん、シューティングレンジにいく前に職質されたムキーと怒ってはいけません。甘いですあなたは。

まあ、日本では武装警官が山盛りになるということはあり得ないわけですが、ここでの教訓は、日本の外の消費者様、特に色々な人が集まっている所では、お客様が予測不可能な行動をとるために武装警官が必要になるということなわけです。先進国でこれですからね。エマージングマーケットなんて舐めてはいけないわけです。サービス運用を考える上で色々な示唆がありますね。

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谷本 真由美(たにもと・まゆみ)

NTTデータ経営研究所にてコンサルティング業務に従事後、イタリアに渡る。ローマの国連食糧農業機関(FAO)にて情報通信官として勤務後、英国にて情報通信コンサルティングに従事。現在ロンドン在住。