フライトシステム、iOS端末でJ-Debitや電子マネー決済が可能な決済装置を発売
2013.04.11
Updated by Naohisa Iwamoto on April 11, 2013, 19:00 pm JST
2013.04.11
Updated by Naohisa Iwamoto on April 11, 2013, 19:00 pm JST
フライトシステムコンサルティングは2013年4月11日、モバイル端末を活用した決済ソリューション「ペイメント・マイスター」で使う新しい決済装置「Incredist」(インクレディスト)を発表した。Incredistを使うことで、スマートデバイスでクレジットカード決済のほか、J-Debitや電子マネーといった日本独自の決済が可能になる。
▼フライトシステムコンサルティングの「Incredist」とiPadを使って電子マネー決済をする利用イメージ
Incredistと、決済用アプリケーションの「ペイメント・マイスター」を導入したiPhone、iPadなどがあれば、クレジットカード、銀聯カードといったこれまで対応していた決済方法に加えて、J-Debitおよび電子マネーの決済が可能になる。イベント会場の売店などの臨時の場所の決済や、保険外交員や訪問修理員などによる出先での決済で、決済手段の幅を広げたサービスを提供できるようになる。
Incredistでは、電子マネー決済センターとしてTFペイメントサービスの「Thincacloud(シンカクラウド)を採用し、第一弾としてこの夏から「nanaco」による決済が可能になる。対応するスマートデバイスは、Bluetooth 4.0に対応したiOS端末。Bluetooth 4.0に対応していれば、iPhone、iPad、iPod touchといった機器の種類は問わない。フライトシステムコンサルティングでは、Incredistを主に大手小売業や生損保会社向けに販売するとしている。
【報道発表資料】
・フライト、スマホでクレジットカードと電子マネー決済を可能にするハイエンドな決済装置「Incredist」を発表
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