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ソフトバンク、スプリント買収は「7月1日に完了する見込み」とコメント

2013.04.16

Updated by Naohisa Iwamoto on April 16, 2013, 14:58 pm JST

ソフトバンクは2013年4月16日、米衛星テレビ放送大手のディッシュ・ネットワーク(Dish Network:以下、ディッシュ)が、米3位の携帯通信事業者であるスプリント(Sprint)に買収提案を行ったことに対してコメントを発表した。

ソフトバンクは、ソフトバンクとスプリントが合意している内容はスプリントの株主に長期的・短期的により多くの利益を提供できるものだが、一方のディッシュの提案は前提条件が非常に多く準備段階と評価。ソフトバンクとスプリントの取引は、「すでに必要な承認を得られる段階にきており、これまでに合意している条件で2013年7月1日には完了する見込み」とする。

ディッシュは、スプリントに対して総額255億ドルで買収する提案を現地時間の4月15日に行っている。ソフトバンクは2012年10月にスプリント買収の計画を発表しており、スプリントの株式の70%を201億ドルで取得するとしていた(関連記事:米ディッシュ、スプリントに255億ドルの買収提案 - 混迷深まる米携帯通信市場)。

【報道発表資料】
スプリント買収に関する当社コメント

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岩元 直久(いわもと・なおひさ)

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。