KDDI、EメールとSMSにタイムライン表示の「会話モードUI」を導入
2013.05.23
Updated by Naohisa Iwamoto on May 23, 2013, 22:54 pm JST
2013.05.23
Updated by Naohisa Iwamoto on May 23, 2013, 22:54 pm JST
KDDIは2013年5月23日、auのAndroidスマートフォン向けのKDDI EメールとSMSのアプリケーションを、5月25日から刷新すると発表した。いずれもメールのやり取りを吹き出し型に示すタイムライン表示の「会話モードUI」を導入し、コミュニケーションを円滑にする。
会話モードUIは、吹き出し型のタイムライン表示を採用したユーザーインタフェース。やり取りの履歴が一覧できるため、経緯を見ながら返信できてレスポンスを高められるほか、短いメッセージでも楽しめる。Eメールアプリケーション(@ezweb.ne.jp)では、従来のフォルダモードUIと切り替えて利用できる。SMSアプリケーションでは、会話モードUIだけの提供になる。
さらに、Eメールアプリケーションは複数の機能向上を実施する。その1つが新着メールのポップアップ表示によるお知らせで、ロック画面に受信メールをポップアップ表示できるようになる。返信もロック画面に表示されたポップアップ画面で可能なほか、ポップアップの表示/非表示をアドレスごとに設定できる。また、受信可能な本文パートのサイズを1MBに拡張しHTML形式メールの表示を改善したほか、特定のメールアドレスとのやり取りを隠す「シークレット機能」や、画像をリサイズしてから添付する「添付ファイルリサイズ機能」、背景などをカスタマイズできる「テーマ追加と背景画像設定機能」を追加した。
対応機種は、Eメールアプリケーション、SMSアプリケーションともに2013年夏モデル以降に発売するAndroid搭載スマートフォン。ただし、2013年夏モデルのうち、AQUOS PHONE SERIE SHL22がEメールアプリケーションとSMSアプリケーションの双方、HTC J One HTL22がSMSアプリケーションで新版に対応しない。Eメールアプリケーションについては、それ以前のモデルでもAndroid 4.x以上を搭載した機種に向けて順次アップデートを行う予定だという。
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