ソフトバンクは2013年6月26日、米スプリント・ネクステル(Sprint Nextel:以下、スプリント)の臨時株主総会で、ソフトバンクによるスプリントの買収が承認を得られたと発表した。
スプリントの臨時株主総会は米国中部時間で2013年6月25日開催され、株主による承認が得られたという。スプリントのダン・ヘッセCEOは、「ソフトバンクとの取引により財務の自由度が高まることで、スプリントの長期的な価値と競争力を向上させられる」とコメントしている。買収は、連邦通信委員会(FCC)の承認が得られた後の7月上旬に完了すると見込んでいる。
ソフトバンクは、為替予約済みも含めて総額約216億円を投資し、スプリントの事業を買収する。
【報道発表資料】
・スプリント買収に関する同社株主の承認取得に関するお知らせ
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