ドコモ、電話とメールの利用が多い法人に向けたスマホを開発
2013.09.10
Updated by Naohisa Iwamoto on September 10, 2013, 20:08 pm JST
2013.09.10
Updated by Naohisa Iwamoto on September 10, 2013, 20:08 pm JST
NTTドコモは2013年9月10日、「法人向けのスマートフォン」(仮称、富士通製)を開発し、2013年12月~2014年1月に発売すると発表した。法人では電話とメールの利用が多いことから、両機能の使いやすさを高めた。また法人向けスマートフォンに向けた月額2980円のパケット定額サービス「Xiパケ・ホーダイ for ビジネス」も提供する。
法人向けスマートフォンは、電話とメールを中心とした基本機能が使いやすい専用のユーザーインタフェースを採用した。例えば電話やメールの着信をホーム画面で確認できるほか、左右のスワイプで履歴をすぐに表示できる。明るさと省電力を両立させた省電力ディスプレイ「WhiteMagic」の採用と併せて、長時間の電話やメールの利用に対応した。指先だけで端末のロック解除ができる「スマート指紋センサー」、パスワードを一括管理するアプリ「パスワードマネージャー」の採用で、手軽に高いセキュリティレベルを保てるようにした。さらに、ドコモの法人向けセキュリティサービス「SECURITY for Biz」に対応し、端末管理やVPN、証明書などの機能をサポートする。
ディスプレイは4.3インチQHD(540×960)液晶、カメラは810万画素、CPUは1.7GHz クアッドコアを採用する。OSはAndroid 4.2で、LTEは下り最大100Mbps/上り最大37.5Mbpsに対応する。
「Xiパケ・ホーダイ for ビジネス」は、「法人向けスマートフォン」用のフラット型パケット定額サービス。月額2980円で、月間500MBまで速度制限なくパケット通信が利用できる。ただし、500MB超は128kbpsに速度が制限される。
【報道発表資料】
・「法人向けスマートフォン(仮称)」を開発
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