LINE、3キャリアのAndroid端末で18歳未満のLINE ID検索に利用制限
2013.09.25
Updated by Naohisa Iwamoto on September 25, 2013, 18:14 pm JST
2013.09.25
Updated by Naohisa Iwamoto on September 25, 2013, 18:14 pm JST
LINEは2013年9月25日、同社のアプリ「LINE」で、NTTドコモとソフトバンクモバイルのAndroid端末を利用する18歳未満のユーザーに対して、9月30日からLINE ID検索の利用制限を実施すると発表した。青少年ユーザーの保護を目的とした措置だ。
利用制限は、キャリアが提供する「年齢判定サービス」を活用したもの。ユーザーが年齢判定サービスの利用に同意している場合、LINEが指定した年齢に達しているかどうかの年齢判定情報を受け取り、LINE ID検索の利用可否を判別する。18歳未満のユーザーは、自分でLINE IDの設定や検索ができなくなるほか、他人が検索しても検索結果に表示されなくなる。LINEでは、青少年ユーザーによるトラブルを防ぐ効果に期待しているという。
これまでLINEではKDDI(au)のAndroid端末に対して、年齢判定によるLINE IDの利用制限を行ってきた。NTTドコモは9月9日に年齢判定情報を提供するサービスを開始すると発表、LINEが第1号ユーザーとして利用することをアナウンスしていた(関連記事:ドコモ、青少年の安全対策で年齢判定情報をコンテンツ会社に提供、利用第1号はLINE)。またソフトバンクモバイルは9月25日、LINEへの年齢判定情報の提供について発表している。9月30日以降は、3キャリアすべてで18歳未満のLINE ID利用制限が実施できるようになる。
LINEは今後、Android端末に加えて、iPhoneにもLINE IDの利用制限を導入する計画だ。
【報道発表資料】
・LINE、青少年ユーザー保護を目的に、18歳未満ユーザーのLINE ID検索利用制限を強化(LINE)
・「LINE」への年齢情報提供開始について(ソフトバンクモバイル)
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