パナソニック、コンシューマー向けスマホ開発を休止、BtoB向けスマホに資源を集中
2013.09.26
Updated by Naohisa Iwamoto on September 26, 2013, 19:50 pm JST
2013.09.26
Updated by Naohisa Iwamoto on September 26, 2013, 19:50 pm JST
パナソニックは2013年9月26日、コンシューマー向けのスマートフォン開発を休止し、新規・成長分野に経営資源を再配置すると発表した。BtoC市場向けのスマートフォン開発は、2013年度下期以降の新製品開発を休止する。
パナソニックは、AVCネットワークス社(AVC社)傘下のパナソニックモバイルコミュニケーションズ(PMC)の携帯電話事業を大幅に見直す。BtoB事業などの成長分野の事業強化の一環だという。10月1日付けでの携帯電話事業の再編の内容は、下記の通り。
BtoC市場向けのフィーチャーフォンの開発は、PMCからAVC社傘下のパナソニック システムネットワークス(PSN)のコミュニケーションプロダクツ事業部に業務委託する。BtoBスマートフォン事業は、PMCからPSNのターミナルシステムBUに移管する。これにより、PMCはBtoC市場向けのフィーチャーフォンの生産、販売と、既発売製品のユーザーサポートに集中することになる。
【報道発表資料】
・携帯電話端末事業の経営資源を新規・成長分野に戦略的再配置
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