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「iOS 7」で乗り物酔い - 吐き気や頭痛を訴えるユーザーの声

2013.09.30

Updated by WirelessWire News編集部 on September 30, 2013, 12:13 pm JST

アップルが9月半ばにリリースした最新OS「iOS 7」には、新たに視差効果とズームアニメーション効果が加えられているが、これらが原因で吐き気やめまい、頭痛など乗り物酔いのような症状を感じるユーザーが続出しているという。

アップルのウェブサイトにあるユーザーフォーラムには、この件に関する多くの苦情などが書き込まれており、視差効果とズームをオフにするようにアップルに求めているユーザーも多いとZDNetは記している。

iOS 7ではいまのところ、視差効果を減らす方法が提供されている。具体的には「設定」 → 「一般」 → 「アクセシビリティ」 → 「視差効果を減らす」 → オンにする、という操作でモーションセンサーによる奥行き感を減らすことができる。

また、この話題を取り上げたQUARTZでは、今後このような症状を引き起こす端末が増えてくる可能性があると指摘。3D効果を用いたスマートフォンのインターフェイスや、Google Glassをはじめとする装着型の端末などでも、iOS 7で報告されているのと同様の、乗り物酔いに似た症状を引き起こす可能性があるとしている。

【参照情報】
Any way to turn off iOS 7 navigation animations? - Apple
Why iOS 7 is making some users sick - Guardian
Apple's iOS 7 makes users sick - ZDNet
Digital motion sickness will be the occupational disease of the 21st century - QUARTZ

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