NTTドコモの公衆無線LANサービス「docomo Wi-Fi」が10月15日からSIM認証(EAP-SIM/ EAP-AKA認証)に対応する。従来は「docomo Wi-Fi簡単接続」アプリの設定やユーザID/パスワードの入力が必要だったが、SIM認証対応エリアでは、対応製品のWi-FiをONにするだけで設定なしでdocomo Wi-Fiが利用できるようになる。
10月15日に全国のドコモショップから対応を開始し、11月末までに東海道新幹線など一部を除く善docomo Wi-Fiエリアへ順次拡大の予定。
利用にあたっては、docomo Wi-Fiの契約の他は追加契約や手続きは不要。対応機種はiPhone 5c、iPhone 5sおよび2013年-2014年冬春モデルのドコモのスマートフォン(スマートフォン forジュニア2 SH-03Fを除く)・タブレット。iPhoneでの利用には事前にdocomo Wi-Fiプロファイルの設定が必要となる。
SIM認証の導入により、Wi-Fiアクセスポイントへの接続時間が短縮され、よりスムーズに利用できるようになる。auとソフトバンクの公衆無線LANサービスは、は2012年11月にSIM認証に対応している。
【参照情報】
・docomo Wi-Fi
おすすめ記事と編集部のお知らせをお送りします。(毎週月曜日配信)
登録はこちらWirelessWire News編集委員。独立系SIerにてシステムコンサルティングに従事した後、1995年から情報通信分野を中心にフリーで執筆活動を行う。2010年4月から2017年9月までWirelessWire News編集長。「人と組織と社会の関係を創造的に破壊し、再構築する」ヒト・モノ・コトをつなぐために、自身のメディアOrgannova (https://organnova.jp)を立ち上げる。