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ドコモ、「しゃべってコンシェル」などのAPIを提供する開発者向けサイトを開設

ドコモ、「しゃべってコンシェル」などのAPIを提供する開発者向けサイトを開設

Updated by 岩元 直久 on October 18, 2013, 19:20 pm JST

岩元 直久 Naohisa Iwamoto

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。

NTTドコモは2013年10月18日、開発者に向けたAPI提供サイト「docomo Developer support」を11月1日に開設すると発表した。スマートフォン向けのサービス開発者がAPIを使うことで、ドコモが提供する機能を組み込んだ新しいサービスを開発しやすい環境を整える。

公開するAPIは5種類。まず、音声エージェントサービスの「しゃべってコンシェル」で利用されているAPIが2種類ある。音声を認識して内容をテキスト化する「音声認識」と、質問文のテキストから意味を解釈して回答をテキストで返す「知識Q&A」だ。今回、新しく開発した「雑談対話」のAPIの提供も開始する。「雑談対話」により、会話文のテキストを元にして雑談エージェントが自然でバリエーション豊かな雑談の応答をテキストで返す機能を使ったサービスを開発できるようになる。このほか、画像に書かれている単語とその位置を認識する「文字認識」、ドコモ環境センサーネットワークで観測した全国の環境情報(気温・降水量)の実況値を取得できる「環境センサー」の各APIも提供する。

利用には、「docomo Developer support」で開発者アカウントを登録する必要がある。ログイン後に利用申請を行い、申請内容をドコモが確認した後に開発用APIキーを発行する。同サイトでは、APIの公開に加えてSDKなどの開発支援ツールの提供、技術的な問い合わせ窓口の設置により、開発者を支援するしくみを整える。

【報道発表資料】
開発者向けAPI提供サイト「docomo Developer support」を開設

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