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航空機内での電子機器利用、規制緩和の可能性(WSJ報道)

2013.10.03

Updated by WirelessWire News編集部 on October 3, 2013, 11:23 am UTC

航空機内での電子機器利用の安全性について調査・検討を進めていた米連邦航空局(Federal Aviation Administration、FAA)の諮問委員会が、FAAに対して大幅な制限緩和を求める勧告を含む報告書をまとめたという。これにより、離発着時を含めてモバイル端末の利用が認められる可能性が出てきたとWSJが報じている。

航空機内でのモバイル端末の利用は、電波干渉の懸念などから、たとえば機内Wi-Fiサービスの利用についても高度1万フィート以上といった制限が残っている。WSJによると、FAAの諮問委員会を率いるアマゾン(Amazon)幹部のポール・マイズナー(Paul Misener)氏は「現在では、ほぼすべての航空機で(安全性能が)劇的に改善されており、電波干渉の影響を受けにくくなっている」とし、同諮問委が電子機器の「ゲート・トゥ・ゲート」での利用が安全であるとする結論を出したと述べたという。ただし、FAAのこの報告書は現時点ではまだ公表されていない。

いっぽうで、同諮問委員会は、通常の携帯電話利用(音声・データ通信を含む)については今後も禁止のままにすべきであるとしているという。これは、地上の通信システムへの干渉の懸念や、連邦通信委員会(FCC)が定めた機内での携帯通信サービス禁止に対する配慮からとされるが、同委員会ではこの制限についてもFCCと協力しながら見直しを進めるようFAAに促す内容を報告書に盛り込んでいるという。

同諮問委の報告はまもなくFAAによって公表される見込み。また同委員会の勧告が規制緩和につながるのは、早くても2014年以降になると見られているという。

【参照情報】
FAA Panel Endorses Wi-Fi as Safe - WSJ
FAA panel: Wi-Fi is safe on planes even during takeoff and landing - Ars Technica
FAA panel: Wi-Fi use is safe during takeoff and landing - The Verge

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