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AT&T、iPadの法人向け直販開始へ - アプリ開発支援サービスも提供

2010.10.18

Updated by WirelessWire News編集部 on October 18, 2010, 09:17 am JST

AT&T Enterprise Mobility Solutions
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米AT&Tは米国時間15日、同社の法人営業部門を通じて、アップル(Apple)のタブレット端末「iPad」を企業向けに直接販売すると発表した。

AT&Tは、iPadのWi-Fi版および3G版を、割引価格のデータ通信プランとともに提供するが、料金プランの詳細についての言及は避けた。

AT&Tはまた、顧客企業によるiPad用アプリケーションの開発を支援するサービスも提供する。同社は5月に、スマートフォンやタブレット端末用アプリの開発支援部門を結成している。タブレット端末を導入する企業では、従業員が専用アプリを使って外出先から顧客情報にアクセスできるようになるなど、生産性向上のための活用を期待している。

2007年に初代iPhoneが発売されて以来、同社の携帯端末--iPhoneならびにiPadは米国市場ではAT&Tが独占的に販売を手がけてきていた。だが14日に、最大のライバルであるベライゾン・ワイアレス(Verizon Wireless)がiPadの店頭販売を今月28日から開始すると発表したことから、AT&Tではさっそく新たな販売チャネルの確保に乗り出すことになった格好だ。

携帯電話市場が成熟するなかで、通信事業者各社は新たな収入源としてワイヤレス端末のデータ通信サービスに期待を寄せている。AT&Tや競合他社では、iPadのほか、サムスン(Samsung)のAndroid搭載タブレット「Galaxy Tab」や、リサーチ・イン・モーション(Research In Motion)が来年に投入を予定する「BlackBerry PlayBook」なども販売を予定している。

調査会社のガートナー(Gartner)が15日に発表した予測によると、全世界におけるタブレット端末の売上は今年が約1950万台、そして来年には約5478万台に達するという。ただし、タブレット端末がすぐにノートPCに取って代わる可能性は低く、あくまでもノートPC、携帯電話に続く第3の端末との位置づけとなると同社は述べている。

【参照情報】
AT&T to sell iPads direct to the enterprise - ZDNet
AT&T to Sell iPads Directly to Businesses - Wall Street Journal
AT&T to Market IPad to Businesses to Gain New Market for Tablet - Bloomberg

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