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アップル、「iPhone 5c」生産台数を削減 - 「iPhone 5s」は増産へ(WSJ報道)

2013.10.17

Updated by WirelessWire News編集部 on October 17, 2013, 11:18 am JST

WSJによると、アップル(Apple)が9月に発売した「iPhone 5s」「iPhone 5c」の生産台数を見直し、 「5c」の発注数を引き下げ、「5s」の発注数を増やした模様だという。ただし、それぞれについて元々どれくらいの生産台数が見込まれていたかなど重要な点が見当たらず、全体としては歯切れの悪い印象の報道となっている。


[Apple Cuts iPhone 5C Orders, and More]

今回WSJアジア(香港および台北)の記者が、サプライヤー関係者などから聞いた話として伝えているのは、「5c」の製造を請け負う2社ーーペガトロン(Pegatron)ならびにフォクスコン(Foxconn、またはHon Hai Precision Industry)に対し、アップルが生産台数の引き下げを命じたというもの。具体的には、「5c」の3分の2を受託製造するペガトロンには約20%の減産、残り3分の1を請け負うフォクスコンには約50%の減産をそれぞれ伝えたという。また「5c」で使われているある部品のサプライヤーには、発注量の半減を伝える通知もあったとされている。いっぽう「5s」の今期中の発注台数をアップルが引き上げたとする匿名のフォクスコン関係者の話も紹介されている。

9月にリリースされた2つの新機種については、発売当初から「5s」の人気が高く、対照的に「5c」の人気はいまひとつ、などといった報道が続いてきていた。また「5s」の供給が需要に追いつかないいっぽうで、「5c」については一部の米小売チェーンなどで早くも値下げの動きもみられると伝えられていた。

先週末には米調査会社CIRP(Consumer Intelligence Research Partners)から、米国で9月中に販売されたiPhoneの機種別内訳について「5sが64%、5cが27%、4Sが9%」という結果が発表されていた。

[AllThingsD]

「5s」に人気が集中している理由については、毎年新機種に買い換えるようないわゆるアーリー・アダプター層が新しい機能を搭載する「5s」を好んだ結果とする見方や、「5c」との価格差が100ドル程度とあまり大きくないことから、一般消費者もより高機能な「5s」に流れているとする見方が出ていた。

Appleが、いまなお品薄状態が続くとされるiPhone 5sの供給量を、年末商戦が本格化する11月半ばまでにどこまで増やせるかが今後の注目点となりそうだ。

【参照情報】
Apple Cuts iPhone 5C Orders - WSJ
Apple said to be trimming iPhone 5C production while increasing 5S orders - The Verge
Apple is reportedly reducing iPhone 5c orders from its suppliers - TNW

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