KDDIとラック、セキュリティリスク回避に向けた事業拡大で資本提携強化
2013.12.09
Updated by Naohisa Iwamoto on December 9, 2013, 19:33 pm JST
2013.12.09
Updated by Naohisa Iwamoto on December 9, 2013, 19:33 pm JST
KDDIとラックは2013年12月9日、両社の事業拡大に向けた業務提携と資本提携の強化について合意したと発表した。両社は、KDDIユーザーがセキュリティリスクを回避して安心してネットワークを利用できる環境を整備する。
KDDIとラックは2007年11月にセキュリティソリューション分野で業務提携を開始し、資本提携を行った。セキュリティソリューションサービスの営業協力や共同での新サービス開発を進めてきた。今回は業務提携を一歩進めて、KDDIが提供するクラウド、ネットワーク、モバイルなどのサービスにラックのセキュリティサービスを組み込み、セキュリティ運用を含めてワンストップでユーザーに提供できるようにする。
今回の施策に伴いKDDIは、ラックとの資本提携も強化する。2013年12月末にラックの大株主である千葉県船橋市の有限会社コスモスの取得を通じて、ラック株式を約689万株関節取得する。出資比率は直接保有の約141万株と合わせて31.1%になる。
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