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アップル、「iBeacon」を利用した通知サービスを米アップルストアで開始

2013.12.09

Updated by WirelessWire News編集部 on December 9, 2013, 12:37 pm UTC

アップルが米国時間6日、米国にある254店舗のApple Storeで、「iBeacon」技術を利用したiPhone/iPadユーザーへの情報提供・通知サービスをスタートさせたという。

iOS 7で実装されたiBeaconは、「Bluetooth Low Energy」を使った新機能で、GPSの精度が悪い屋内でもユーザーの正確な位置情報が把握でき、その情報をもとに種々の通知をユーザーの端末に送付したり、他のアプリケーションと連携して、割引クーポンなどが遅れる、というもの。この仕組みを利用することで、たとえば、オンラインで商品を予約注文した買い物客が来店した際、商品を持ち帰る準備ができていることを通知したり、店舗内にあるアクセサリ売り場付近にいる買い物客には各製品の情報を紹介したりすることが可能になるという。

iBeaconを利用したサービスは、すでにMLB(米大リーグ)が各球場での導入・提供開始の計画を明らかにしており、先日には米大手百貨店のメイシーズ(Macy's)が「Shopkick」というアプリで試験的にディスカウント情報の通知サービスを開始していた。

ユーザーの正確な位置情報が把握されることに対しては、プライバシー侵害を懸念する声も一部にあるが、アップルではiBeaconの仕組みについて、同社のアプリは近くの発信端末からの信号に反応するだけで、位置情報を収集しているわけではないと説明しているという。ただし、Associated Pressでは、今後さまざまな場所でiBeaconの通知サービスが導入されるのに伴い、ユーザーの位置情報を収集するようなアプリも登場する可能性があるとしている。

なお、AllThingsDによれば、ニューエア(NewAer)や、ノミ(Nomi)、ユークリッド(Euclid)というようなベンチャー企業でもiBeaconと同様の技術を開発しているという。

【参照情報】
APPLE GUIDES SHOPPERS INSIDE STORES WITH IBEACON - AP
A shopping trip with iBeacon, Apple's secret weapon for navigating stores - The Verge
Apple Hopes to Usher in New Age of Personalized In-Store Shopping With iBeacon Rollou - AllThingsD

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