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グーグル、ロボット開発のボストン・ダイナミクスを買収

2013.12.16

Updated by WirelessWire News編集部 on December 16, 2013, 19:43 pm JST

グーグル(Google)は米国時間13日、「BigDog」や「WildCat」などの四足歩行ロボットを開発したことで知られるボストン・ダイナミクス(Boston Dynamics)の買収を発表した。

ボストン・ダイナミクスは、1992年にマサチューセッツ工科大学の元教授、マーク・ライバート(Marc Ribert)氏が立ち上げたロボットベンチャー。同社は、さまざまな地形を移動するロボットや、高速で走行するロボットなどの開発を進めており、米国防省高等研究計画局(Defense Advanced Research Projects Agency、Darpa)への技術協力やソニーの消費者向け犬型ロボット、アイボ(Aibo)へのコンサルティングなどでも知られる。

グーグル幹部によれば、同社は既存の軍事契約については買収後も継続するものの、同分野の請負業者になるつもりはないという。なお、買収額については明らかになっていない。

グーグルでは、Androidの生みの親として知られ、今年春まで同社のAndroid部門のトップを務めてきたアンディ・ルービン(Andy Rubin)氏が次世代のロボット開発を目指すプロジェクトを進めていることが今月はじめにNYTimesで報じられていた。また同社はこの半年間に、ロボット開発関連のベンチャー企業を7社買収したこと(東京大学の情報システム工学室からスピンアウトしたヒト型ロボット開発のシャフト(Schaft)というベンチャー企業も含む)や、ルービン氏が現在日本や米国でロボット分野のエンジニア採用を進めていること、パロアルト(カリフォルニア)と日本にオフィスを構える予定であることも明らかにされていた。

グーグルが買収したとされる企業のなかには、人型ロボットやロボットアームを手掛けてきた企業が含まれていることから、グーグルはこれまで人間が行ってきた単純作業を代行できるロボットの開発を目指しているとの推測も出ており、倉庫作業から宅急便、高齢者介護までさまざまな利用の可能性が浮かび上がっている。

【参照情報】
Google Adds to Its Menagerie of Robots - NYTimes
Google buys Boston Dynamics, the world's scariest robot developer - GigaOM

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