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IIJ、音声機能付きで月額1900円から使えるSIMカード「みおふぉん」を発売

2014.03.07

Updated by Naohisa Iwamoto on March 7, 2014, 16:29 pm UTC

インターネットイニシアティブ(IIJ)は2014年3月7日、いわゆる格安SIMサービスの「IIJmio高速モバイル/Dサービス」にLTE対応の音声機能付きSIMカードを追加すると発表した。愛称は「みおふぉん」で、3月13日に提供を開始する。

▼「みおふぉん」でスマートフォン料金を大幅に下げられることをアピール20140307_iijmio001.jpg

みおふぉんは、既存のIIJmio高速モバイル/Dサービスの料金に月額1000円(税抜き、以下同)の音声通話機能付帯料を追加することで、データ通信に加えて音声通話とSMSが利用できるようになるサービス。発表会で登壇したIIJ サービス戦略部サービス企画1課長の青山直継氏は、「一般的なスマートフォンの料金は6000~7000円かかる。みおふぉんならば音声通話もできるスマートフォンが、1900円+通話料金から持てる。フリーダイヤルや110番、119番などの緊急通話にも対応しており、2台目のスマートフォン需要やタブレットでの利用が中心だったこれまでMVNOの格安SIMと異なり、1台目需要やライトなユーザー層にまで利用を拡大したい」と意気込みを語った。

みおふぉんの料金は、パッケージ代金が3000円、月額料金と音声通話機能付帯料の合計が「ミニマムスタートプラン」で1900円(月額900円+付帯料1000円)、「ライトスタートプラン」で2520円(月額1520円+付帯料1000円)、「ファミリーシェアプラン」で3560円(月額2560円+付帯料1000円)。音声通話の料金は30秒20円で、無料通話は付かないが、これらは大手携帯電話事業者のLTEプランなどと同様だ。

▼「みおふぉん」の料金プランは3種類。高速データ通信できる容量に違いがある20140307_iijmio002.jpg

プランによる月額料金の違いは、データ通信時に高速データ通信ができる「バンドルクーポン」の容量の違いなどによる。月間に付与されるバンドルクーポンは、ミニマムスタートプランが500MB、ライトスタートプランとファミリーシェアプランが2GB。バンドルクーポンについては、4月1日以降増量が予定されており、ミニマムスタートプランが1GB、ファミリーシェアプランが3GBになる。通信速度は利用する機器に依存するが、バンドルクーポンを利用しているときは下り最大150Mbps、上り最大50Mbps、バンドルクーポンを使わない低速時には最大200kbpsに制限される。

MNP(携帯電話番号ポータビリティ)による電話番号の移行も可能だが、MNPの転入受け付けは4月中旬を予定している。MNPで他キャリアに転入してキャッシュバック利益を得るなどを目的とした加入を抑止するため、利用開始月から12カ月は解約時に「解除調整金」が発生するしくみを採用した。音声通話機能付きSIMカード1枚に付き、利用開始月を0カ月とした利用月数を12カ月から引き、その数値に1000円を掛けた解除調整金がかかる。

▼イオン、ビックカメラグループで提供される「みおふぉん」のパッケージと、SIM配送時のパッケージ(一番左)20140307_iijmio003.jpg

イオン、ビックカメラグループでは、3月7日に店頭パッケージ「IIJmio音声通話パック」を先行発売する。3月13日午前11時移行は、IIJmio申し込みサイトで申し込みの受け付けを始める。

【報道発表資料】
IIJ、個人向けデータ通信サービスで音声通話機能付きSIMカード(みおふぉん)の提供を開始

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岩元 直久(いわもと・なおひさ)

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。