スマホだけで楽天Edyの決済が可能に、東北楽天の4月18日の試合からビール販売で利用
2014.04.17
Updated by Naohisa Iwamoto on April 17, 2014, 19:20 pm JST
2014.04.17
Updated by Naohisa Iwamoto on April 17, 2014, 19:20 pm JST
楽天Edyは2014年4月17日、トッパン・フォームズのグループ会社で決済プラットフォーム事業を手がけるTFペイメントサービス(以下TFPS)と共同で、おサイフケータイ搭載スマートフォンだけで電子マネー「楽天Edy」の決済が可能なプラットフォームを開発したと発表した。外部の機器を使用することなく、スマートフォンだけで電子マネー決済が可能になるのは、国内では初めてという。
新しいプラットフォームを利用したサービスは、おサイフケータイ搭載スマートフォンに搭載した決済アプリと、クラウド型プラットフォームの「Thincacloud」を連携させて提供するもの。決済を利用する事業者は、楽天Edyの加盟店契約を結び、スマートフォンにアプリをダウンロードするだけで、楽天Edyの決済が可能になる。
サービスの第一弾は、プロ野球チーム「東北楽天ゴールデンイーグルス」の4月18日の試合で提供する。「楽天Koboスタジアム宮城」のバックネット裏などスタンドの一部におけるビール販売で、スマートフォンを使った楽天Edyの決済を行う。2014年夏ごろまでに同球場の全エリアへの拡大する。
今後は、スポーツなどの屋外イベントに加えて、運輸、宅配サービスなどの決済への利用拡大を目指す。またTFPSは、将来的にGoogle Playなどからアプリのダウンロードを可能にすることで、新しい電子マネー決済手段の普及を図る。
【報道発表資料】
・楽天EdyとTFペイメントサービス、国内初「おサイフケータイ」搭載のスマートフォンを活用した電子マネー決済プラットフォームを開発
おすすめ記事と編集部のお知らせをお送りします。(毎週月曜日配信)
登録はこちら日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。