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偽セキュリティアプリのインストール詐欺がAndroid端末向けに発生

偽セキュリティアプリのインストール詐欺がAndroid端末向けに発生

Updated by 岩元 直久 on April 10, 2014, 20:12 pm JST

岩元 直久 Naohisa Iwamoto

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。

BBソフトサービスは2014年4月10日、2014年3月度のインターネット詐欺リポートを発表した。その中で、Android端末を標的にして、偽のセキュリティアプリをインストールさせる詐欺を検知したと報告している。

インターネット詐欺リポートは、同社の「Internet SagiWall」(インターネットサギウォール)が検出・収集した危険性の高い詐欺サイトの分析結果などを報告するもの。3月度のインターネット詐欺サイトの総検知数は70万7309件で、前月比1.2%の減少となった。ネット詐欺の種類別では、ワンクリック・不当請求詐欺サイトが全体の91%を占めるが、前月比では7.8ポイントの減少。一方で、3月に急増したのはフィッシング詐欺サイトで、前月比6.0ポイントの増加で6.8%を占めた。

BBソフトサービスでは、3月度にAndroid端末を標的にした偽のセキュリティアプリ詐欺を検知したという。手口は、「アダルトウェブサイトの閲覧中にウイルスに感染しました」「スキャンしてください」といった偽の警告を画面に表示し、ユーザーに不正アプリをインストールするように誘導するもの。スマートフォンの画面では、警告が正しくOSやセキュリティアプリから出されたものか、偽の詐欺サイトが出しているものかの区別がつきにくい。このためうかつにタップしてしまう可能性が高いと指摘している。

【報道発表資料】
インターネット詐欺リポート(2014年3月度)