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グーグル、Gmailへの「PGP」組み込みを検討 - End-to-Endのメッセージ保護を視野に

2014.04.23

Updated by WirelessWire News編集部 on April 23, 2014, 15:28 pm UTC

グーグル(Google)が、Gmailのメッセージを暗号化するために、オープンソースの暗号化技術「PGP」を改良しようとしているとVenture Beatが報じている。

「PGP」(Pretty Good Privacy)は、20年以上前から存在している技術で、現行のGmailにも対応しているものの、使い勝手の問題などで導入に向けた障壁も高く、一般ユーザーには手を出しにくい存在となっているという。グーグルでは、Gmailユーザーが導入しやすくなるようPGPに手を加えることで、同技術の普及を図り、プライバシー侵害に対するユーザーの懸念を軽減したい考えとされる。

米国家安全保障局(National Security Agency、NSA)や英政府通信本部(Government Communications Headquarters、GCHQ)が広汎な情報収集を行っていたことが昨年半ばに明らかになって以来、オンラインサービスのユーザー・プライバシー保護を求める声が一段と高まっている。またこうした流れを受ける形で、グーグルをはじめとする各社では、データセンター間を行き来する通信を暗号化したりするなどの対策を講じてきている。

この話に触れたThe Vergeでは、いまのところ実装の具体的な形などは明らかでないとした上で、PGPでは暗号化されたメッセージを解読できるのが当該ユーザーだけであるため安全性の点で優れると同時に、SSLのようにパスワードのリセットができない点に当惑するユーザーも多い可能性があるなどとしている。

【参照情報】
Google is researching ways to make encryption easier to use in Gmail - VentureBeat
Google is working on end-to-end encryption for Gmail - The Verge

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