グーグル（Google）は米国時間3日、同社が開発中のメガネ型情報通信端末「Google Glass」（以下、Glass）について、ファッションデザイナーのダイアン・フォン・ファステンバーグ（Diane von Furstenberg、DVFブランド）氏とのコラボレーションを通して製作した新たなデザインを発表し、これらの製品を今月下旬にもリリースすることを明らかにした。

[Google via ELLE]

グーグルによれば、新たにリリースされるデザインは通常の度つきレンズタイプが5種類、サングラスタイプが8種類で、いずれも女性向けのモデルだという。価格は前者が1725ドル、後者が1620ドルになる予定で、6月23日からグーグルのオフィシャルサイトまたは女性向けファッションサイトの「Net A-Porter.com」で台数限定での販売されるという。

グーグルが、外部のファッションデザイナーを起用したGlassをリリースするのはこれが初めて。同端末のデザインについては以前から批判的な声も上がっていたとされ、また今月はじめにはCalvin KleinやSwatch、Gap、Coachなどのファッションブランドでデザインやマーケティングに携わったアイヴィー・ロス（Ivy Ross）氏という人物がGlassチームに加わっていたという。

今回の話題を取り上げたFast Companyでは、グーグルがアイウェア業界大手のラクソティカ（Luxottica）との提携したことに触れながら、同社が今後もさまざまなブランドやデザイナーとのコラボレーションを通じて、いろいろなタイプのGlassをリリースしていくだろうと予想している。

【参照情報】
・GOOGLE GLASS, NOW AVAILABLE WITH DIANE VON FURSTENBERG FRAMES - Fast Company
・Exclusive: Diane von Furstenberg Designs for Google Glass - ELLE
・Google Glass now available in 'chic' new designs - The Verge