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運転中のモバイル機器操作を700メートル先から摘発

2014.06.09

Updated by Kenji Nobukuni on June 9, 2014, 10:00 am UTC

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(cc) Image by Flying Cloud

運転中のモバイル機器の操作は非常に危険なので各国で禁止されているのだが、摘発が難しい。テネシー州のフリーウェイでは、車高の高いSUVに乗った若者が運転中にスマートフォンの操作をしていないか目で確認できるように、さらに車高の高いトラクターを"パトカー"にして、高いところから見張るようにしたらしい。

オーストラリア南東部のビクトリア州(人口約571万人)では、携帯電話操作など注意力散漫な状態で運転すると罰金433豪ドル(約41,000円)に加えて4点減点。4月に入ってから各所に高性能カメラが2,000台設置された。700メートル先の車で運転者がモバイルフォンを操作しているかどうか確認できるという。また、シートベルト装着義務違反の摘発にも活用できるし、運転中の飲食や化粧などの危険行為を見つけることもできるとのこと。

ビクトリア州政府によれば運転中のテキストメッセージで事故のリスクは、普通車で15倍に、トラックなら20倍以上に上がるという。なお、オーストラリアのカメラは三脚などへの固定式だが、イギリスでは同じ目的に車載カメラも活用されているそうだ。

【参照情報】
Victoria Police gets new traffic cameras to nab motorists using mobile phones or not wearing seat belts from 700m away
Victoria Police zoom in on people using mobile phones while driving
違反者の取り締まりは上から目線で

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信國 謙司(のぶくに・けんじ)

NTT、東京めたりっく通信、チャットボイス、NECビッグローブなどでインターネット関連の事業開発に当たり、現在はモバイルヘルスケア関連サービスの事業化を準備中。 訳書:「Asterisk:テレフォニーの未来