アップル（Apple）で開発中とされる腕時計型端末「iWatch」について、仕様や発売時期などをめぐる新たな噂が報じられている。

まず、Nikkei Asian Reviewは6日付の記事で、匿名の情報源（サプライチェーン関係者）の話として、iWatchに曲面ディスプレイが搭載される可能性や、同製品にカロリー消費量や睡眠活動、血糖値、血中酸素濃度などのヘルスケア関連データを収集できる機能が搭載される可能性などを報じた。同記事にはアップルが同端末を毎月300万〜500万台製造できる量産体制を目指していること、発売時期については10月になることなども記されている。

いっぽうRe/Codeも同日付の記事で、独自の情報源から得た話として，iWatchの発売が今年10月になると伝え手いる。

また、米国時間6日付のBusines Insiderでは、iWatchの発売時期について、9月になると予想する調査会社カンター・フィッツジェラルド（Cantor Fitzgerald）のアナリスト、ブライアン・ホワイト（Brian While）氏の予想が紹介されている。これはホワイト氏がサプライチェーン関係者から得た情報に基づくもので、同端末は「iPhone 6」と同時に発表され、その価格については199〜229ドルからになる見込み。また同端末の一部パーツの製造は来月にも始まるという。

なお、これらの記事をまとめたFortuneの記事では、iWatchの価格や発売時期、生産体制などについてはとくに付け加えることはないとしつつ、同端末について、デザイン性に配慮したものになること、アップルが外部の企業と協力した体制を目指すこと、最初のターゲット市場が医療機関になることなどを予想している。

【参照情報】
・What Apple's iWatch will and won't be - Fortune
・REPORTS: Apple Will Launch An iWatch And An iPhone 6 Phablet This Fall - Business Insider
・Code/red: Yes, Apple's First Wearable Device Is Slated for October -
・Apple flexes healthcare muscles with new wearable device - Nikkei Asian Review