ヤフーは2014年7月7日、「Yahoo!地図」で「熱中症情報」の提供を開始したと発表した。PC版、アプリ版（iOS、Android）、スマートフォンブラウザ版などで、9月30日まで提供する。天気予報を確認する感覚で、地図上のアイコンによりひと目で熱中症の警戒度合いをチェックできる。

▼「Yahoo!地図」の熱中症情報の画面。7月7日時点ですでに「厳重警戒」の地域がかなりある

「熱中症情報」では、日本国内の142カ所の観測地点のデータを地図上に表示する。地図上には気温や湿度などから算出した熱中症指数をもとに、アイコンの5段階の色で警戒度合いを示す。データは日本気象協会から提供を受け、アイコンも日本気象協会が推進する「熱中症ゼロへ」プロジェクトが持つ商標の"ねつぼうくん"を使用する。ねつぼうくんは、色が変わるだけでなく表情でも警戒の度合いを示す。

情報の更新は朝、昼、夕方の1日に3回。当日のほか、2日後までの予測指数を反映する。アプリ版の「Yahoo!地図」では、利用者が設定した地域の「熱中症情報」を通知する機能も備える。5段階の警戒度合いのうち、「厳重警戒」「危険」の上位2段階に該当する場合は、アプリをダウンロードしているスマートフォンやタブレットに自動で警戒情報が通知される。

【報道発表資料】
・「Yahoo!地図」、熱中症に備える地図の提供を開始