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IoTの導入を手軽に、ソラコムがIoTデバイスの単品販売など新施策を展開

2020.04.28

Updated by Naohisa Iwamoto on April 28, 2020, 06:25 am JST

IoTが有効に活用できるシーンがあったとしても、実際に適切なIoTデバイスを入手したり、ソリューションを構築したりするとなるとハードルが高くなってしまう。IoT導入に二の足を踏むような個人や企業に対して、手軽にIoTデバイスやソリューションを導入できるようにする2つの施策をソラコムが始めた。

ソラコムの施策は、IoTデバイスを1個単位で購入できる「SORACOM IoTストア」の開設と、IoTソリューションをサブスクリプション(サービス利用料課金モデル、サブスク)方式で利用できる「IoT SELECTION connected with SORACOM」(以下、IoT SELECTION)に対する4つの新しいソリューションの追加である。いずれも2020年4月23日に開始した。

SORACOM IoTストアは、ソラコムのWebサイトに設けてIoT デバイス販売を強化するもので、利用者はWebサイトの上で用途に合ったIoTデバイスを選び、その場でショッピングカートに入れることで1個単位からIoTデバイスを購入できるようになる。提供するのは、SORACOM IoT SIM、通信モジュール/USBドングル、IoTスターターキット/拡張セット、LoRaデバイス、Sigfoxデバイス、SORACOM LTE-M Button シリーズ、GPS マルチユニット SORACOM Editionなど、31種類のIoTデバイスとIoT SIM。さらに、「温湿度の簡易計測」「ドアの開閉の検知」「監視カメラ」「位置情報取得」「ボタンを利用した呼び出しシステム」などIoT活用の典型的な7つのユースケースについては、デバイスの開発からクラウド連携までを解説したIoT 活用レシピを提供することで導入および活用のハードルを下げる。

IoT SELECTIONは、これまでに導入事例として実績があるIoTソリューションを、サブスク方式で提供するマーケットプレイスとの位置づけ。これまでに13のソリューションをサブスク方式で提供してきたが、今回は特徴的な4つのソリューションを新しく追加した。追加したのは「工場などで利用できる設備の利用電力の遠隔・集中監視」「通信機能搭載の電球を用いた見守り」「AIを活用した水産養殖の給餌の最適化」「AIカメラと画像認識技術による通行量調査」である。提供済みのスマート農業や車両管理、電力監視などのソリューションと同様に、IoTデバイス、通信、アプリケーションがセットになったサブスクでソリューションを手軽に導入でき、Webサイトからの契約で容易に利用を始められる。IoT SELECTIONは東京センチュリー、ソラコム、ビープラッツの3社が協業で運営している。

【報道発表資料】
31種類のIoTデバイスを企業も個人も1個単位で購入できる「SORACOM IoTストア」を4月23日に開設
「IoT SELECTION connected with SORACOM」において、電力監視、見守り・防犯、水産養殖最適化、通行量調査の4つの新ソリューションを提供開始

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岩元 直久(いわもと・なおひさ)

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。