アップル（Apple）が米国時間9月9日に新しいiPhoneの発表イベントを行う可能性があるとする話は既報の通りだが、このイベントで同社が開発中とされるスマートウォッチ（「iWatch」）もいっしょに発表される可能性があるとする話をRe/codeが伝えている。

Re/codeによれば、このスマートウォッチはアップルのヘルスケア/フィットネス・プラットフォーム「HealthKit」と連携するだけでなく、同社のスマートホーム・プラットフォーム「HomeKit」にも対応するものになるという。ただし、HomeKitとの連携については具体的な形などは明らかになっていない。

この話題に触れたThe Vergeでは、アップルがWWDCでの基調講演のなかで、iPhone経由でガレージドアや照明、セキュリティカメラなどのネットワーク接続デバイスを操作するデモをしていたことに触れ、こういった機能がiWatchでもできるようになるのではないかと予想している。またGigaOMブログでは、現時点でiWatchに関するサプライチェーン関連の情報がないことに触れ、同端末が9月9日に発表されたとしても、リリース自体はしばらく後になるのではないかと指摘している。

なお、9月9日の発表イベントに関しては、アップルから報道関係者への招待状はまだ発送されていないものの、例年イベントの開催前1週間頃に送付されることが多いことから、今回は今週末から来週はじめにこれが送付される可能性が高い。

[CNET News - Apple targets the connected home with HomeKit]

【参照情報】
・Code/red: Apple Plans to Announce Wearable in September - Re/code
・Apple's iWatch is almost definitely coming on September 9th - The Verge
・Will Apple unveil the iWatch at the same time as the iPhone 6? - GigaOM