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ドコモの「海外1dayパケ」、米国やハワイが980円/24時間になるなど10対地で値下げ

2014.09.03

Updated by Naohisa Iwamoto on September 3, 2014, 18:58 pm JST

NTTドコモは2014年9月3日、海外でパケット通信を24時間単位で安心して使える「海外1dayパケ」サービスで、10の国と地域の料金を値下げすると発表した。対象になるのは現行の1580円が980円に引き下げられる米国(本土)などで、9月10日の日本時間12時(正午)に実施する。

海外1dayパケは、海外でデータローミングをする際に、利用開始から24時間の間は高速データ通信を定額で利用できるサービス。料金は24時間単位で1580円、1280円、980円の3種類を用意する。今回の値下げで、米国(本土)、ハワイ、アラスカ、プエルトリコ、米領バージン諸島とフィリピンは、従来の1580円から980円へと大幅に料金が安くなる。またスイス、アイルランド、ルクセンブルク、リヒテンシュタインでは同じく1580円が1280円に値下げされる。

海外1dayパケは、日本時間の0時などを起点とする1日単位のデータ通信の国際ローミングサービスでは利用しにくい人たちを対象に、利用開始から24時間は定額で利用できるようにしたサービス。24時間以内ならば、30MBまでは高速データ通信が可能。30MBを超えると16kbpsに速度制限がかかる。これまで米本土やハワイは最も料金の高い1580円/24時間だったが、今回の値下げで最も安い980円/24時間となり使い勝手が一層高まる。

【サービスサイト】
海外1dayパケ

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岩元 直久(いわもと・なおひさ)

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。