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米FCC、600MHz帯オークションを再び延期 - 実施は2016年以降に

2014.10.27

Updated by WirelessWire News編集部 on October 27, 2014, 13:40 pm JST

米連邦通信委員会(FCC)は現地時間24日、これまで来年半ばの実施を予定していた600MHz周波数帯オークション(「インセンティブ・オークション」)について、実施時期を2016年前半まで延期すると発表。テレビ業界による反対ならびに全米放送事業者協会(National Association of Broadcasters、NAB)による訴訟を受けた動きとされている。

FCCで同オークションのタスクフォースを率いるゲーリー・エプスタイン(Gary Epstein)氏は今回の延期決定について、一部のテレビ事業者がオークションのルールを不服として裁判を起こしたことなどを挙げている。

600MHz帯の周波数帯オークションは、リバース・オークションと称されるテレビ放送局からの帯域取得と、携帯通信事業者などへの帯域割当に関わるオークションというふたつの部分に分かれるもの。FCCでは最大126MHzの周波数帯をテレビ局から確保した上で、そのうちの約100MHzを携帯通信事業者向けのオークションにかけたい考えとされている。また、具体的ルールについては、FCCが通信事業者への割当部分について、10MHz(上下5MHzずつ)を1つの単位とし、米国内の地域ごとに周波数帯のライセンスを分割し、オークションにかけることなどとする概要が明かされていた。

これに対し、NABは今年8月、FCCの決定したルールが実施されるとテレビ事業者のカバレッジエリアが縮小し、視聴者数の減少につながりかねないなどとしてFCCを提訴していた。

600MHz帯のオークションが延期されるのは昨年12月に続いて今回が2度目。FCCは今後のスケジュールについて、年末までに具体的なオークションの方法や方向性について公示を行い、外部からのコメントを募集すると見られているという。

【参照情報】
F.C.C. Delays Auction of TV Airwaves for Mobile - NYTimes
FCC Delays Auction of TV Airwaves for Mobile Broadband - WSJ
FCC Delays Auction of TV Airwaves for Mobile Broadband - Fierce Wireless

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