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freebit mobileが開始1周年で通信速度を倍増、高速通信は1GBを300円と格安にするなどサービス強化

2014.11.17

Updated by Naohisa Iwamoto on November 17, 2014, 21:05 pm UTC

フリービットは2014年11月17日、同社が提供するスマートフォンサービス「freebit mobile」のサービス強化策などを発表した。同社が低料金でわかりやすいスマートフォンサービスとしてfreebit mobileの提供を開始してから11月で1周年になる。これを機に、一段と独自色の強いサービスを提供する。

発表会に登壇したフリービット 代表取締役社長の石田宏樹氏は、「この1年でいわゆる格安SIMや格安スマホの認知度は大きく向上し、75%を超えたという調査がある。格安SIM、格安スマホが100万契約を超えたというニュースもあった。フリービットはこうしたニーズに対して"モバイルライフサービス"を提供し、市場を創出してきた」と1年を振り返る。freebit mobileのスマートフォン「PandA」ユーザーへの調査で、満足度が77%、他人に勧めたいという回答が83%に上るなどという数字を挙げて、石田社長は「これが1年の通信簿」と笑みを浮かべた。

▼1年の「通信簿」としてユーザー調査の結果を公開するフリービットの石田社長20141117_freebit001.jpg

2年目への挑戦として、この日は5つの発表を行った。月額1000円の基本料金、端末料金を含んでも月額2000円で利用できるシンプルなプランはそのままで、サービスを強化する。実施は12月1日。

1つは、スタンダードスピードの増速。これまで1000円の基本料金ではデータ通信は使い放題ながら、通信速度は250k~300kbpsに制限されていた。アップデート後は、500k~600kbpsへと制限速度を倍増。クラウド技術を使った通信最適化も含めて、「体感的には1Mbps以上の通信速度と同等で、スタンダードスピードで動画閲覧とファイルのダウンロード以外は問題なく使える」(石田社長)と言う。

2つ目は、高速チケットオプションの改定。これまでは100MBごとに250円のオプション料金で「高速チケット」を提供していたが、アップデート後は1GBごとに300円へと大幅に割安に設定する。「1GBで動画閲覧は450分可能で、基本料金と合わせた月額1300円で快適に利用してもらえる」(石田社長)。

▼「マイプラン設定」で、自分に適したプランを毎月自在に作れることを説明20141117_freebit002.jpg

3つ目は、アプリで自由に料金プランを設定できる「マイプラン設定」のバージョンアップ。マイプラン設定は、高速チケットへの切り替えを制御できる専用アプリで、これまで用意していた「手動切り替え」「アプリごとの自動切り替え」に加えて、「1日当たりの設定」「1カ月あたりの設定」をできるようにした。1GBの高速チケットを1日に33MBずつ使う、などといった条件を自由に設定でき、他社が提供するほとんどのプランと同等の利用条件をアプリで設定できるようになったという。

4つ目は、統合ソフト「ONE」の提供。PandAに記録した写真(動画)、音楽、ファイル、ノートを1つのアプリで利用できるだけでなく、パソコンとケーブルレスで即座に連携させられる。石田社長は、「ONEはクラウドを利用したサービスではなく、クラウド利用の際にあるタイムラグがほとんどない。PandAで撮影した写真はすぐにパソコンで見られるし、パソコンで作成した音楽ファイルをブラウザにドラッグアンドドロップするだけでPandAに保存できる」とシームレスで簡単な使い勝手を紹介した。

▼統合ソフト「ONE」を利用し、撮影したばかりの写真がパソコンのブラウザで閲覧できることを示した20141117_freebit003.jpg

同時に、通話料金と高速チケットのパック「フラットパック」も改定する。これまでは携帯電話あての音声通話60分相当(1260円分に相当)と100MBの高速チケット(250円)をパックにして月額500円で提供していた。12月のアップデートで、高速チケットが1GBで300円になることから、60分相当の通話と1GBの高速チケットのパックで月額500円に内容を改める。

5つ目は、スマートフォンキャリア事業の新展開。これまでフリービットでは、オンライン販売、旗艦店の「ATELIER」、移動式店舗の「STAND」、テレビショッピング、法人向けの「パートナープログラム」という5種類の販売方法を用意してきたが、新しくフランチャイズ形式のビジネスを開始する。「freebit mobileフランチャイズプログラム」と名付け、契約店には移動式店舗の「STAND」および「STAND'」をコアモジュールとした設備、運営のサポートなどを提供する。フランチャイズ形式で、2015年度末までに300店舗の出店を目指す。

また、開発中の商品としてPandAとBluetoothで接続する小型の機器「BLOCK」もお披露目した。数センチほどのサイコロ状の機器で、Bluetoothスピーカーやスピーカーフォン、見つからなくなったPandAを探したり、PandAと離れたときに警告を鳴らしたりといった機能を備える。カメラ機能のシャッターとして使って記念撮影にも利用できる。

【報道発表資料】
"スマホを変えるスマホ"のfreebit mobile スマートフォンキャリア事業1周年を迎え主要サービスを抜本的にメジャーバージョンアップ
"スマホを変えるスマホ"のfreebit mobile スマートフォンキャリア事業初となる「freebit mobileフランチャイズプログラム」を開発(freebit mobile 第6の販売方法)

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岩元 直久(いわもと・なおひさ)

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。