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サムスン、スマートフォンの品揃えを最大3割削減へ - 利益率2桁台回復を視野に

2014.11.19

Updated by WirelessWire News編集部 on November 19, 2014, 14:45 pm JST

サムスン(Samsung)が来年、スマートフォン事業のコスト削減のために品揃えを25〜30%削減する見通しだと複数の媒体が報じている。

サムスンのロバート・イー(Robert Yi )氏という幹部がニューヨークでの投資家向け説明会のなかで語ったところによると、同社では来年スマートフォンの品揃えを減らし、人気モデルを集中的に生産することで、コスト削減と効率性向上を狙う考えだという。

サムスンはこれまで、市場ニーズや携帯通信事業者の要望に応える形で、ハイエンドとローエンドの両方で多数の機種を投入してきた。その結果、フラッグシップ機となる「Galaxy S5」や「Galaxy Note 4」に加え、「Galaxy S5 Active」「Galaxy Note Edge」といった派生モデルや、 「Galaxy A3」「Galaxy A5」「Galaxy Alpha」などさまざまな中〜下位機種が存在するようになっている。

サムスンは世界のスマートフォン市場シェアで首位を維持しているものの、今年に入ってはシャオミ(Xiaomi)やファーウェイ(Huawei)、レノボ(Lenovo)といった中国メーカーに押され気味で、第3四半期(7-9月期)には営業利益が74%縮小し、市場シェアも前年同期の35%から24.7%まで縮小していた(調査会社ストラテジーアナリティクス調べ)。また、これまで15%以上を維持していた利益率についても7-9月期には7%まで縮小しており、同社の幹部は先月、来年の利益率を2桁に再び乗せ、維持することを目指していると述べていた。

なお、Bloombergではこの話題に関連して、サムスンがモバイル通信端末部門に所属するエンジニアなど約500人程度をInternet of things(IoT)関連など別の部門に異動させる計画を進めていることも報じられている。

【参照情報】
Samsung Plans to Reduce Smartphone Models by Up to 30% - WSJ
Samsung to reduce smartphone range - FT
Samsung Moving Phone Engineers a Lesson in Speed for Sony - Bloomberg

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