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KDDI研究所、マーカー不要でスマホ・タブレットだけで利用できるAR遠隔作業支援システムを商用化

2014.11.19

Updated by Naohisa Iwamoto on November 19, 2014, 18:26 pm JST

KDDI研究所は2014年11月19日、AR(拡張現実)画像をリアルタイムで表示できる遠隔作業支援システムを開発し、商用化して提供すると発表した。スマートフォンなどのモバイル端末で映像中継ができる「VistaFinder Mx」のオプションとして12月1日に提供を開始する。

▼ARを利用して作業指示を出すシステムの利用例20141119_kddilab001.JPG

オプションのAR機能が提供するシステムは、KDDI研究所が開発したマーカー不要のARエンジンを利用する。マーカーが不要なため、作業現場の現実の画面に遠隔からARで書き込んだ指示画像がカメラを動かしても追従するため、遠隔からの作業指示の認識ズレを軽減できる。高速、軽量なエンジンを実現したことで、AR専用サーバーなどを利用することなく、スマートフォンやタブレットに搭載したソフトウエアだけでシステムが稼働できる。AR遠隔作業支援システムの構築にかかる初期コスト低減ができるほか、すぐに利用が始められる。

価格は、「VistaFinder Mx」の基本構成の最小システムが19万円から、オプションのAR機能は追加システムとして10万円。対象となるOSは、iPhone、iPadがiOS 6/7/8、WindowsがWindows 7/8。

【報道発表資料】
世界初、AR画像をリアルタイム表示する遠隔作業支援システムの商用化に成功 ~スマートフォン・タブレットによる視覚的な遠隔指示をマーカー不要AR技術で実現~

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岩元 直久(いわもと・なおひさ)

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。