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KDDI、定形郵便物に入る、小型で長時間駆動できる位置情報端末を開発

2015.02.04

Updated by Naohisa Iwamoto on February 4, 2015, 18:42 pm JST

20150204_kddi001.jpgKDDIは2015年2月4日、小型の位置情報端末「TLI300A」の開発・製造を受託し、製品化したことを発表した。位置情報端末を活用した法人向けサービスを提供するロケーションが開発・製造をKDDIに委託し、同社が販売を行う。

TLI300Aは、M2Mなどの無線機器やシステム設計開発などを手がけるワイヤレスデザインとKDDIが共同で開発したもの。定形郵便物に入る約58×80×8.2mm、重さ約49gの小型のきょう体と、30分ごとに定期位置測位を行った場合でも4週間の長時間駆動を実現した。これらの特性により、郵送物に封入して位置追跡を行ったり、子どもなどに持たせて居場所を確認したりといった用途にも利用できる。

TLI300Aは、ロケーションが法人向けに提供、KDDIは販売の取り次ぎを行う。M2M分野のソリューションをとして、防犯・セキュリティ業界、介護・福祉業界などでの利用を目論む。

【発表資料】
小型・長時間駆動を実現した位置情報端末を開発

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岩元 直久(いわもと・なおひさ)

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。